この記事では、スマホ接続に対応したおすすめの液タブについて書いています。
「スマホに接続できる液タブを使いたいけど、どれを選べばいいの?」
「パソコンがなくても使えるおすすめの液タブが知りたい!」
こんなふうに思っていませんか?
スマホ対応の液タブは種類が豊富で特性も大きく異なるので、どれを選べばいいかわかりにくいですよね。
そこで今回はスマホ接続対応のおすすめ液タブ6選をご紹介していきます。
選び方はもちろん、よくある質問も解説しているので、ぜひモデル選びの参考にしてみてください。
1番おすすめなのは『HUION Kamvas 13』
13.3インチの大画面で8192レベルの筆圧検知を搭載。フルラミネーション加工により紙に描くような自然な感覚を実現でき、Androidスマホでの本格イラスト制作が可能です。
外出先でも高品質なデジタルイラストを楽しみたい方はチェックしてみてくださいね。
スマホ対応液タブの選び方

それではさっそく、スマホ対応液タブの選び方をご紹介していきます。
端末選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- 対応スマホと接続方法
- 画面サイズと解像度
- 筆圧感知レベルと機能性
コツを理解するだけで、誰でも簡単にスマホでの液タブイラスト制作に適した端末を見つけられるようになりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
対応スマホと接続方法で選ぶ
スマホ対応液タブを選ぶなら、対応機種と接続方法の確認が最も重要なポイントです。
スマホ対応液タブの基本情報は以下を参考にしましょう。
- 対応OS:Android 6.0以降(iPhoneは非対応)
- 接続方法:USB-C to USB-C(フル機能ケーブル必須)
- 追加電源:モバイルバッテリーまたはACアダプター
なかでも、HuaweiのDeXモードやSamsungのデスクトップモードに対応した機種なら、フルスクリーン表示が可能です。
対応ペイントアプリも重要で、ibisPaint、MediBang、Autodesk Sketchbookなどの主要アプリに対応している機種を選びましょう。
このように対応機種の確認は液タブ選びの基本なので、購入前に必ずチェックすることが大切です。
画面サイズと解像度で選ぶ
スマホ対応液タブは、画面サイズと解像度の選択も重要な判断基準です。
スマホ対応液タブの画面サイズの特徴をまとめました。
- 11.6インチ:持ち運び重視、基本的なイラスト制作に最適
- 13.3インチ:作業効率と携帯性のバランスが良好
- 15.6インチ以上:本格的なイラスト制作向け(対応機種限定)
ちなみに、13インチ前後でフルHD解像度があれば快適にイラスト制作ができます。
フルラミネーション加工対応モデルなら視差が少なく、より紙に近い描き心地を実現できますよ。
画面サイズは作業性に直結するので、用途に合わせて慎重に選ぶことが大切です。
筆圧感知レベルと機能性で選ぶ
スマホ対応液タブは、筆圧感知レベルと機能性も重要な選択基準です。
スマホ対応液タブに必要な機能性の目安をまとめました。
- 筆圧感知:4096~8192レベル(高精度な線の表現)
- 傾き検知:±60度対応(自然な陰影表現)
- ペン機能:充電不要、サイドボタン対応
色域カバー率も重要な要素で、sRGB 100%以上なら色彩豊かなイラスト制作が可能です。
ショートカットキーが搭載されていれば、スマホでの操作効率がさらに向上します。
機能性は制作クオリティに直結するので、必要な機能を事前に確認して選びましょう。
スマホ接続対応のおすすめ液タブ6選!コスパ・機能性・携帯性重視

ここからは、スマホ接続対応のおすすめ液タブを6選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
HUION|Kamvas 13
メーカー | HUION |
---|---|
重量 | 約980g |
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920×1080 |
筆圧感知 | 8192レベル |
- フルラミネーション加工で紙のような自然な描き心地
- 8192レベル筆圧検知と60度傾き検知で高精度描画
『HUION Kamvas 13』は13.3インチの大画面を持つ、スマホ対応液タブの定番モデルです。
8192レベルの高精度筆圧検知と60度傾き検知により、繊細な線の強弱や陰影表現も思いのまま。
充電不要のPW517ペンは長時間の制作でもバッテリー切れの心配がなく、快適なスマホイラスト制作環境を実現できます。
USB-C to USB-C接続でAndroidスマホと簡単に接続でき、ibisPaintやMediBangなどの主要ペイントアプリに対応。
「スマホで本格的なデジタルイラストを始めたい」方に最もおすすめの高品質モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- スマホで本格的なイラスト制作をしたい人
- 自然な描き心地を重視するデジタルアーティスト
「スマホで高品質なイラスト制作環境が欲しい」そんなクリエイターに最もおすすめの定番モデルです!

HUION|Kamvas 12
メーカー | HUION |
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重量 | 約735g |
画面サイズ | 11.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
筆圧感知 | 8192レベル |
- コンパクトで軽量な11.6インチ画面で携帯性抜群
- 液タブと板タブの2モード切替機能搭載
『HUION Kamvas 12』は携帯性を重視したコンパクトサイズの、スマホ対応液タブです。
sRGBカバー率120%の高色域ディスプレイを搭載し、鮮やかで正確な色彩表現が可能。
独自のPenTech3.0技術により、より速いレスポンスと優れた精度を実現し、快適な描画体験を提供します。
液タブモードと板タブモードの切替機能により、画面を消して板タブとして使用することも可能で、用途に応じた使い分けができます。
「持ち運んでどこでもイラスト制作したい」方にぴったりのコンパクトモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 携帯性重視で外出先でも描きたい人
- コンパクトなデスク環境で使いたい人
携帯性とコンパクトさを重視するなら『HUION Kamvas 12』がベストチョイスです!

XP-Pen|Artist 12 (2nd Gen)
メーカー | XP-Pen |
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重量 | 約900g |
画面サイズ | 11.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
筆圧感知 | 8192レベル |
- XP-Pen独自の充実したサポート体制
- 主要ペイントアプリとの高い互換性
『XP-Pen Artist 12 (2nd Gen)』は信頼性の高いサポート体制が魅力の、安心して使えるスマホ対応液タブです。
XP-Penの強みは充実したサポート体制で、日本語対応のチャットサポートや詳細なマニュアルが用意されています。
Android 6.0以降のOTG機能対応端末で使用でき、ibisPaint、MediBang、Autodesk Sketchbookなどの主要ペイントアプリとの互換性も良好です。
充電不要のスタイラスペンは長時間の制作でも安心で、60度の傾き検知機能により自然な筆使いを再現。
「初めてのスマホ液タブで安心できるサポートが欲しい」方におすすめの定番モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 初めての液タブで安心できるサポートが欲しい人
- 主要ペイントアプリでの互換性を重視する人
信頼性とサポートを重視するなら『XP-Pen Artist 12 (2nd Gen)』が最適です!

GAOMON|PD1220
メーカー | GAOMON |
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重量 | 約740g |
画面サイズ | 11.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
筆圧感知 | 8192レベル |
- コスパ最強の2万円台前半で本格機能を実現
- フルラミネーション加工とNTSC86%高色域対応
『GAOMON PD1220』は圧倒的なコストパフォーマンスが魅力の、エントリーレベル向けスマホ対応液タブです。
11.6インチのコンパクトサイズで携帯性も良好で、740gの軽量設計により気軽に持ち運び可能。
8192レベルの筆圧検知と傾き検知機能により、価格を超えた本格的なイラスト制作環境を実現できます。
専用レザーカバーが付属し、保護とスタンド機能を兼ね備えているのも嬉しいポイント。
「予算を抑えてスマホ液タブを始めたい」初心者に最もおすすめのコスパ最強モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- コスパ重視でスマホ液タブを導入したい人
- 初めての液タブで低予算から始めたい人
予算を抑えながらスマホ液タブを始めるなら『GAOMON PD1220』が最適です!

XP-Pen|Artist Pro 16TP
メーカー | XP-Pen |
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重量 | 約1.8kg |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 3840×2160(4K) |
筆圧感知 | 8192レベル |
- 15.6インチ4K大画面でプロレベルの作業環境
- タッチ機能搭載で直感的な操作が可能
『XP-Pen Artist Pro 16TP』は本格的なクリエイティブワークを求める方向けの、プロ仕様スマホ対応液タブです。
タッチ機能を搭載しているため、ペン入力と指でのタッチ操作を組み合わせた直感的な制作が可能。
フルラミネーション加工とAdobe RGB 88%の広色域により、プロの要求水準を満たす色彩表現と描画精度を実現しています。
やや重量があるため据え置き使用が前提ですが、大画面での快適なイラスト制作環境を構築できます。
「スマホでもプロレベルの制作環境が欲しい」上級者におすすめの最高峰モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 大画面でプロレベルの制作をしたい人
- 4K解像度での高精細な作業を求める人
「スマホでもプロ並みの制作環境を構築したい」ならXP-Pen Artist Pro 16TPがベストチョイスです!

HUION|Kamvas 16(2021)
メーカー | HUION |
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重量 | 約1.26kg |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
筆圧感知 | 8192レベル |
- 15.6インチ大画面で広々とした作業領域を実現
- 液タブと板タブの2モード切替で多様な使い方
『HUION Kamvas 16(2021)』は大画面での快適な制作環境を求める方向けの、バランス重視スマホ対応液タブです。
液タブモードと板タブモードの切替機能により、用途に応じた使い分けが可能。
USB-C to USB-C接続とHuaweiやSamsungのデスクトップモードに対応し、スマホでの大画面イラスト制作環境を実現できます。
8個のショートカットキーにより作業効率も向上し、長時間の制作でも快適に使用できます。
「大画面でじっくりイラスト制作に取り組みたい」方におすすめの上級者向けモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 大画面でのスマホイラスト制作を求める人
- 複雑な作品や詳細なデザインワークをする人
「スマホでも大画面での本格制作がしたい」ならHUION Kamvas 16(2021)がおすすめです!

スマホ対応液タブに関するよくある質問
ここではスマホ対応液タブによくある質問をまとめています。
あらかじめ不安を解消しておけば、ストレスなく快適にスマホでのイラスト制作ができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- iPhoneでも液タブは使用できますか?
-
現在市販されている液タブの多くはiPhoneでの使用に対応していません。
スマホ対応液タブの対応状況は以下の通りです
スクロールできますOS 液タブ対応 板タブ対応 iPhone/iOS 非対応 一部対応(XP-Pen製品のみ) Android 対応 対応 必要条件 Android 6.0以降、OTG機能 Bluetooth対応 iPhoneユーザーの方は、XP-Penのワイヤレス板タブ(Deco MWシリーズなど)なら一部のペイントアプリで使用可能です。
- スマホでの液タブ使用に追加で必要なものはありますか?
-
はい、スマホで液タブを使用するには追加の機材が必要になります。
スマホ液タブ使用に必要な追加機材は以下の通りです
- フル機能対応USB-C to USB-Cケーブル(映像・データ・電力すべて対応)
- モバイルバッテリーまたはACアダプター(液タブ給電用)
- 対応ペイントアプリ(ibisPaint、MediBang、Sketchbookなど)
- デスクトップモード対応スマホ(フルスクリーン表示に必要)
特に電源供給は重要で、スマホの電力だけでは液タブが正常に動作しないため、必ず外部電源が必要です。
- スマホ液タブでPC版と同じようなイラスト制作は可能ですか?
-
基本的なイラスト制作は十分可能ですが、PC版との制限もあります。
スクロールできます項目 スマホ液タブ PC液タブ ペイントアプリ モバイル版のみ プロ仕様アプリ対応 ファイル形式 限定的 全形式対応 レイヤー数 アプリ依存(制限あり) メモリ次第で無制限 ブラシ種類 基本的なブラシ 高度なカスタムブラシ SNS投稿用イラストや趣味レベルの作品制作なら十分な性能ですが、商業レベルの制作にはPC環境が推奨されます。
ただし最近のモバイルアプリは高機能化しており、多くの用途で満足できる仕上がりが期待できます。
まとめ
今回はスマホ接続対応のおすすめ液タブをご紹介しました。
自分にぴったりの端末を選ぶコツは以下の3つです。
- 対応スマホと接続方法
- 画面サイズと解像度
- 筆圧感知レベルと機能性
ポイントを押さえるだけで、使いやすい端末がグッと見つけやすくなりますよ。
また、実際におすすめのモデルもピックアップしました。
どのモデルもスマホでのイラスト制作に必要な性能を満たしているものばかりです。
ぜひ、自分の制作スタイルに最適な液タブを見つけて、快適で効率的なスマホイラスト制作を実現してみてくださいね。
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