この記事では、漫画を描くためのおすすめタブレットについて書いています。
「デジタルで漫画を描きたいけど、どのタブレットを選べばいいの?」
「漫画制作に最適なタブレットのおすすめが知りたい!」
こんなふうに思っていませんか?
タブレットは種類が豊富で端末によって特徴も異なるので、どれを選べばいいかわかりにくいですよね。
そこで今回は漫画を描くためのおすすめタブレット10選をご紹介していきます。
選び方はもちろん、よくある質問も解説しているので、ぜひモデル選びの参考にしてみてください。
1番おすすめなのは『iPad Pro(第7世代)』
プロの漫画家も愛用する高性能な機種で、Apple Pencil Proとの組み合わせで本格的な漫画制作が可能です。
初心者からプロまで幅広く対応できるので、本格的に漫画を描きたい方はチェックしてみてくださいね。

漫画を描くためのタブレットの選び方

それではさっそく、漫画制作用タブレットの選び方をご紹介していきます。
端末選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- タブレットの種類
- 画面サイズ
- 筆圧検知の精度
コツを理解するだけで、誰でも簡単に使いやすいタブレットを見つけられるようになりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
タブレットの種類で選ぶ
漫画制作用タブレットは種類を確認して選ぶのがポイントです。
ちなみにタブレットの種類は以下の4種類があります
- 液晶タブレット:パソコンに接続して使用するが、画面に直接描ける本格派
- 板タブレット:パソコンとの接続は必要だが、価格を抑えられる
- モバイルタブレット(iPad・Android):端末1台で完結し、どこでも漫画制作ができる
- WindowsタブレットPC:パソコンソフトとタブレットの機能を両立
なかでも、モバイルタブレットは初心者におすすめです。
パソコンなしで、すぐに漫画を描き始められるから手軽に使えちゃいますよ。
このようにタブレットには種類があるので、自分の制作環境に合ったものを選ぶといいですよ。
画面サイズで選ぶ
漫画制作用タブレットを選ぶなら、画面サイズにもこだわりましょう。
主流なタブレットのサイズを以下にまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 10インチ未満:持ち運びやすいが、コマ割りなど細かい作業が大変
- 10~13インチ:描きやすさと持ち運びのバランスが良く、漫画制作に最適
- 13インチ以上:広い作業スペースで快適だが、値段と重さが増える
ちなみに、一番おすすめなのは11〜13インチの端末です。

コマ割りやペン入れなどの漫画制作に必要な作業がしやすく、プロの漫画家も多く使用しているサイズですよ。
使いやすさを重視したいなら、画面サイズは忘れずにチェックしておきましょう。
筆圧検知の精度で選ぶ
漫画制作用のタブレットは、筆圧検知の精度が高いものを選ぶのがポイントです。
具体的には以下のような使い方ができるので覚えておきましょう。
- メリハリのある線画:力加減で線の太さを自由にコントロールできる
- 表情豊かなキャラクター:繊細な表情やニュアンスを表現しやすい
- プロ級の仕上がり:まるでアナログのペンで描いたような自然な線が引ける
「アナログと同じような描き心地で漫画を描きたい!」と思っている方にぴったりな機能なんです。
筆圧検知の精度は漫画の仕上がりに大きく影響するので、ぜひ注目してみてくださいね。
漫画を描くためのおすすめタブレット10選!iPad・Android・Windows

ここからは、漫画を描くためのタブレットのおすすめを10選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
Apple|iPad Pro(第7世代)
メーカー | Apple |
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重量 | 444g(11インチ)/ 579g(13インチ) |
画面サイズ | 11インチ / 13インチ |
ストレージ容量 | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
対応OS | iPadOS |
- 最新M4チップ搭載で複雑な漫画制作もサクサク動作
- Apple Pencil Pro対応で高精度な筆圧検知と傾き検出を実現
『iPad Pro(第7世代)』は最新のM4チップ搭載で、レイヤーをたくさん使った複雑な漫画制作でも重くならないのが特徴です。
しかもApple Pencil Proに対応しているのも魅力のひとつです。
高精度な筆圧検知と傾き検出を搭載しているので、ペン入れから仕上げまでプロ級の表現ができます。
画面も11インチ・13インチと大きく、色表示も美しいのでカラー漫画制作にも最適です。
漫画制作以外にも動画編集や3D制作まで万能にこなせる最強タブレットですよ。
■こんな人におすすめ
- プロレベルの漫画制作環境を整えたい人
- 複数ページの漫画や同人誌制作を本格的にやりたい人
「本格的な漫画制作環境を整えたい」そんなプロ志向の方に最もおすすめの最高峰モデルです!

Apple|iPad Air(第6世代)
メーカー | Apple |
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重量 | 462g(11インチ)/ 617g(13インチ) |
画面サイズ | 11インチ / 13インチ |
ストレージ容量 | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
対応OS | iPadOS |
- iPad Proの性能をお手頃価格で体験できるコスパ最強モデル
- Apple Pencil Pro対応で本格的な漫画制作が可能
『iPad Air(第6世代)』はiPad Proに迫る高性能でありながら、価格を抑えたコストパフォーマンス抜群のモデルです。
画面サイズも11インチと13インチから選べるので、好みの作業スペースに合わせて選択できるのもポイント。
iPad Proほどではありませんが、趣味からセミプロレベルの漫画制作まで十分に対応できる性能を持っています。
「iPad Proは高いけど、しっかりした性能が欲しい」という方にぴったりのバランス重視モデルですよ。
■こんな人におすすめ
- コスパを重視しつつ本格的な漫画制作を楽しみたい人
- 趣味からセミプロレベルの作品制作を目指している人
性能と価格のバランスを最も重視するなら『iPad Air』が間違いなくおすすめの選択肢です!

Apple|iPad(第10世代)
メーカー | Apple |
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重量 | 477g |
画面サイズ | 10.9インチ |
ストレージ容量 | 64GB / 256GB |
対応OS | iPadOS |
- iPadシリーズの中で最もリーズナブルでデジタル漫画制作入門に最適
- Apple Pencil(第1世代)対応で筆圧検知機能もしっかり使える
『iPad(第10世代)』はiPadシリーズの中で最もお手頃価格でありながら、漫画制作に必要な機能をしっかりと搭載したモデルです。
画面サイズも10.9インチと使いやすい大きさなので、ストレスなく漫画制作を楽しめちゃいますよ。
対応している漫画制作アプリも多いので、自分にぴったりの使いやすいものを選べるのも特徴です。
「iPadで漫画を描いてみたいけど高いモデルは買いにくい!」という方は要チェックですよ。
■こんな人におすすめ
- できるだけ安くデジタル漫画制作を始めたい人
- 基本的な漫画制作機能があれば十分な人
デジタル漫画制作の入門機として、コスパを重視するなら間違いなくおすすめの1台です!

Samsung|Galaxy Tab S9 Ultra
メーカー | Samsung |
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重量 | 732g |
画面サイズ | 14.6インチ |
ストレージ容量 | 256GB / 512GB / 1TB |
対応OS | Android |
- 14.6インチの超大画面で見開きページも快適に制作可能
- 高性能Sペン付属でWacom技術採用の本格的な描き心地
『Galaxy Tab S9 Ultra』は14.6インチの超大画面を搭載した、Androidタブレット最高峰のモデルです。
しかも高性能なSペンが標準で付属しているのも魅力のひとつです。
Wacom技術を採用した筆圧検知機能により、細かなペン入れから繊細な表現まで思い通りに描ける優れた描き心地を実現しています。
防水・防塵機能も搭載されているので、屋外でのスケッチや取材にも安心して持ち出せるのがポイントですよ。
■こんな人におすすめ
- 大画面で快適に漫画制作をしたい人
- Androidの自由度とカスタマイズ性を重視する人
「広い作業スペースで快適に漫画を描きたい」そんな方にはGalaxy Tab S9 Ultraがぴったりです!

Samsung|Galaxy Tab S9 FE
メーカー | Samsung |
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重量 | 523g |
画面サイズ | 10.9インチ |
ストレージ容量 | 128GB / 256GB |
対応OS | Android |
- Galaxy Sシリーズの性能をお手頃価格で体験できるコスパモデル
- 防水・防塵対応で場所を選ばず漫画制作が楽しめる
『Galaxy Tab S9 FE』はGalaxy Sシリーズの性能を手頃な価格で楽しめる、コストパフォーマンス重視のモデルです。
しかも防水・防塵機能(IP68)を搭載しているのも大きな魅力です。
お風呂でのアイデア出しや、屋外でのロケハンスケッチなど場所を選ばずに制作活動ができるのは他にはない特徴ですよ。
CLIP STUDIO PAINTも快適に動作するので、本格的な漫画制作をコスパ良く始めたい方にぴったりです。
■こんな人におすすめ
- コスパを重視しつつAndroidタブレットで漫画を描きたい人
- 防水機能でアウトドアスケッチも楽しみたい人
「高性能なAndroidタブレットを手頃な価格で欲しい」という方はGalaxy Tab S9 FEをチェックしてみてくださいね。

Wacom|Cintiq 16
メーカー | Wacom |
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重量 | 1900g |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
対応OS | Windows / macOS |
- 業界標準のWacom Pro Pen 2で最高峰の描き心地を実現
- パソコン接続でプロ向けソフトをフル活用できる本格派
『Wacom Cintiq 16』は業界標準のペンタブレットメーカー・Wacomが誇る液晶タブレットです。
パソコンと接続して使用するため、CLIP STUDIO PAINTはもちろん、ComicStudioやPhotoshopなど本格的なソフトをフル活用できるのも魅力です。
15.6インチの程よいサイズで、ペン入れから仕上げまで快適に作業できる作業スペースを確保しています。
「プロと同じ環境で本格的に漫画制作を学びたい」という方には最もおすすめの選択肢ですよ。
■こんな人におすすめ
- プロと同じ環境で本格的な漫画制作を学びたい人
- パソコンソフトをフル活用した高度な制作をしたい人
描き心地と信頼性を最も重視するなら、『Wacom Cintiq 16』が最高の選択です!
HUION|Kamvas Pro 16(2.5K)
メーカー | HUION |
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重量 | 1520g |
画面サイズ | 15.8インチ |
解像度 | 2560×1600(2.5K) |
対応OS | Windows / macOS / Android |
- 2.5K高解像度で細かいディテールまで美しく表現
- Wacomの半額以下でプロ級の機能を実現したコスパモデル
『HUION Kamvas Pro 16(2.5K)』は高解像度と優れたコストパフォーマンスが魅力の液晶タブレットです。
筆圧検知8192段階と傾き検出±60°にも対応しているため、自然で滑らかな描き心地を実現。
しかもWacomの液タブと比べて約半額の価格でプロ級の機能を搭載しているのが最大の魅力です。
Android端末にも対応しているので、スマートフォンと接続してモバイル液タブとしても活用できるのもポイントですよ。
■こんな人におすすめ
- コスパを重視しつつ高解像度で描きたい人
- 液タブ初心者で手頃な価格から始めたい人
「液タブは欲しいけどWacomは高すぎる……」そんな方にはHUION Kamvas Pro 16がおすすめです!

Microsoft|Surface Pro 11
メーカー | Microsoft |
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重量 | 895g |
画面サイズ | 13インチ |
ストレージ容量 | 256GB / 512GB / 1TB |
対応OS | Windows 11 |
- ノートPCとしてもタブレットとしても使える2-in-1デザイン
- Surface スリムペンで4096段階の高精度筆圧検知を実現
『Microsoft Surface Pro 11』はノートPCとタブレットの機能を両立した、まさに万能デバイスです。
13インチの大画面とキックスタンドにより、どんな角度でも快適に作業できるのも魅力です。
4096段階の筆圧検知と傾き検出により、細かなペン入れからベタ塗りまで思い通りに表現できちゃいますよ。
しかも持ち運びも楽々で、カフェや図書館、出張先でも本格的な漫画制作ができる優れものです。
■こんな人におすすめ
- ノートPCとタブレットの機能を1台で済ませたい人
- 持ち運んで場所を選ばず漫画制作をしたい人
「1台でなんでもこなせる万能デバイスが欲しい」という方にはSurface Pro 11がぴったりです!

Xiaomi|Pad 6 Pro
メーカー | Xiaomi |
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重量 | 490g |
画面サイズ | 11インチ |
ストレージ容量 | 128GB / 256GB |
対応OS | Android |
- 高性能Snapdragon 8+ Gen 1搭載で重いアプリもサクサク動作
- 4万円台の価格でハイエンド並みの性能を実現したコスパ王
『Xiaomi Pad 6 Pro』は圧倒的なコストパフォーマンスが魅力のAndroidタブレットです。
11インチの2.8K高解像度ディスプレイにより、細かいディテールまで美しく表現できるのもポイント。
しかも4万円台という驚きの価格で、他メーカーのハイエンドモデルに匹敵する性能を実現しています。
専用スタイラスペンにも対応しているので、予算を抑えつつ本格的な漫画制作を始めたい方には最適ですよ。
■こんな人におすすめ
- とにかく安く高性能タブレットが欲しい人
- Androidの自由度を活かした制作をしたい人
コストパフォーマンスを最重視するなら『Xiaomi Pad 6 Pro』で決まりです!

NEC|LAVIE Tab T14
メーカー | NEC |
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重量 | 615g |
画面サイズ | 14.5インチ |
ストレージ容量 | 128GB / 256GB |
対応OS | Android |
- 14.5インチの大画面で見開きページ制作も快適
- 日本メーカーNECの安心サポートと高品質を実現
『NEC LAVIE Tab T14』は14.5インチの大画面と日本メーカーならではの品質が魅力のタブレットです。
しかも専用デジタルペンが付属しており、4096段階の筆圧検知で自然な描き心地を実現。
日本メーカーならではの充実したサポート体制と安心の品質で、長く使い続けられるのも大きなメリットです。
「海外メーカーは不安だけど、大画面で漫画を描きたい」という方におすすめですよ。
■こんな人におすすめ
- 大画面タブレットで快適に漫画制作をしたい人
- 日本メーカーの安心サポートを重視する人
安心の日本ブランドで大画面タブレットを選ぶなら『LAVIE Tab T14』がベストです!

漫画制作用タブレットに関するよくある質問
ここでは漫画制作用タブレットによくある質問をまとめています。
あらかじめ不安を解消しておけば、ストレスなく快適に漫画制作ができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 漫画を描くのにiPadとAndroidタブレットのどちらがいいですか?
-
どちらも漫画制作には優秀ですが、それぞれの特徴を元に自分に合っているタイプを選ぶのがおすすめです。
iPadとAndroidタブレットの特徴は以下の通りです
スクロールできます比較項目 iPad Android 値段 △ ◎ アプリの種類 ◯ ◯ 描画性能 ◎ ◯ 使いやすさ ◎ ◯ カスタマイズ性 △ ◯ ちなみに、特徴で判断がつかない場合は、以下のように選ぶのがおすすめです。
- 安定性と使いやすさを重視し、本格的な漫画制作をしたいなら、iPad
- とにかく安く漫画制作を始めたい、カスタマイズを楽しみたいなら、Android
ぜひ自分に合ったデバイスで快適な漫画制作を楽しんでみてください。
- 漫画制作に必要なタブレットのスペックは?
-
漫画制作を快適に行うために、以下のスペックを満たすタブレットを選ぶことをおすすめします
- 画面サイズ:10インチ以上(11〜13インチが理想)
- メモリ:4GB以上(8GB以上推奨)
- ストレージ:64GB以上(128GB以上推奨)
- 筆圧検知:2048段階以上(4096段階以上推奨)
特に筆圧検知の段階数は描き心地に大きく影響するので、必ずチェックしておきましょう。
また、レイヤーを多用する複雑な作品を制作したい場合は、より高スペックなモデルを選ぶことをおすすめします。
- 初心者におすすめの漫画制作アプリは?
-
初心者におすすめの漫画制作アプリは以下の3つです。
スクロールできます項目 アイビスペイント CLIP STUDIO PAINT MediBang Paint 値段 ◯(無料) △(月額480円〜) ◯(無料) 使いやすさ ◎ ◯ ◯ 機能の豊富さ ◯ ◎ ◯ 漫画制作機能 △ ◎ ◯ 初心者にはまずアイビスペイントかMediBang Paintをおすすめします。
無料で始められて、使い方も簡単だから気軽に漫画制作にチャレンジできますよ。
ただし、本格的な漫画制作をしたい人は『CLIP STUDIO PAINT』を検討してみてください。
プロも使う高機能なソフトで、コマ割りからトーン貼りまで漫画制作に必要な機能が全て揃っています。
まとめ
今回は漫画制作におすすめのタブレットをご紹介しました。
自分にぴったりの端末を選ぶコツは以下の3つです。
- タブレットの種類
- 画面サイズ
- 筆圧検知の精度
ポイントを押さえるだけで、使いやすい端末がグッと見つけやすくなりますよ。
また、実際におすすめのモデルもピックアップしました。
どのモデルも快適に漫画制作を楽しめるものばかりです。
ぜひ、自分だけの漫画制作用タブレットを見つけて、デジタル漫画制作を思いっきり楽しんでみてくださいね。
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