この記事では、ペンタブ初心者におすすめの安いモデルについて書いています。
「デジタルイラストを始めたいけど、どのペンタブを選べばいいの?」
「初心者でも使いやすくて安いペンタブが知りたい!」
こんなふうに思っていませんか?
ペンタブは種類が豊富で機能も大きく異なるので、どれを選べばいいかわかりにくいですよね。
そこで今回はペンタブ初心者におすすめの安いモデル6選をご紹介していきます。
選び方はもちろん、よくある質問も解説しているので、ぜひペンタブ選びの参考にしてみてください。
1番おすすめなのは『One by Wacom Medium』
初心者向けに設計されたシンプルなペンタブで、筆圧感知機能と使いやすいサイズを実現。ペンタブ初心者のデジタルイラスト学習からお絵描きまで幅広く対応できます。
コストパフォーマンスも優秀なので、初めてのペンタブとして最適ですよ。
ペンタブ初心者向けの選び方

それではさっそく、ペンタブ初心者向けの選び方をご紹介していきます。
ペンタブ選びで失敗しないためには、ポイントを押さえるのが大切です。
特に以下の3点は必ずチェックしておきましょう。
- 価格と筆圧レベル
- サイズと描画エリア
- 対応OSとソフトウェア
コツを理解するだけで、誰でも簡単に初心者に適したペンタブを見つけられるようになりますよ。
詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
価格と筆圧レベルで選ぶ
ペンタブ初心者を選ぶなら、価格と筆圧レベルのバランスが最も重要なポイントです。
筆圧レベルは線の太さや濃淡の表現力に直結するので覚えておきましょう。
- 価格帯:5,000円〜15,000円程度が初心者には最適(高コスパで始められる)
- 筆圧レベル:2048〜4096段階あれば十分(8192段階は上級者向け)
- コスパ重視:海外メーカー製も選択肢(XP-PEN、HUION、GAOMONなど)
なかでも、筆圧レベル4096段階以上でバッテリーレスペンが付属するモデルは特におすすめです。
充電不要でいつでも描けるシステムにより、集中してイラスト制作に取り組めますよ。
このように価格と筆圧レベルのバランスは快適なデジタルイラスト環境を作るために、必ず機能の充実度と価格を確認してから選ぶことが大切です。
サイズと描画エリアで選ぶ
ペンタブ初心者向けの選択では、サイズと描画エリアのバランスも重要な選択基準です。
初心者に最適なサイズと描画エリアの目安をまとめました。
- Sサイズ:コンパクトで持ち運びやすく初心者におすすめ(机のスペース効率良好)
- Mサイズ:バランスの良いサイズで本格的なイラスト制作に対応(最も人気)
- 描画エリア:モニターサイズに近いものが理想(16:9や4:3の比率を意識)
ちなみに、ペンタブ初心者ならMサイズ(約15×10cm程度)がおすすめです。
ペンタブ学習では細かな線画や塗りを行うことも多いため、ある程度大きな描画エリアの方が学習効果も高くなりますよ。
描画エリアの使いやすさと机への設置のしやすさは初心者の継続学習にも直結するので、しっかりとチェックしておきましょう。
対応OSとソフトウェアで選ぶ
ペンタブ初心者向けの選択は、対応OSとソフトウェアの豊富さも確認して選ぶのがポイントです。
ペンタブの種類に応じて対応OSとソフトウェアを確認しましょう。
- Wacom製:Windows・Mac・Chromebook対応(CLIP STUDIOなど有名ソフト付属)
- XP-PEN製:Windows・Mac・Android対応(ペイントソフト付属モデルあり)
- HUION・GAOMON製:Windows・Mac対応(価格重視でソフトウェアは別途購入)
「長く使い続けたい」という場合は、対応OSが豊富で将来性の高いペンタブが必要です。
対応OSとソフトウェアの豊富さは初心者の学習継続にも大きく影響するので、利用予定のOSやソフトをしっかり確認して選びましょう。
ペンタブ初心者におすすめの安いモデル6選!コスパ・使いやすさ・機能を徹底比較

ここからは、ペンタブ初心者におすすめの安いモデルを6選ご紹介していきます。
それでは、おすすめモデルをチェックしていきましょう。
Wacom|One by Wacom Medium
メーカー | Wacom |
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価格帯 | 約8,000円 |
サイズ | Mサイズ |
筆圧レベル | 2048段階 |
対応OS | Windows・Mac・Chromebook |
- シンプルな設計で初心者でも迷わず使える
- バッテリーレスペンで充電不要
『One by Wacom Medium』はシンプルさと使いやすさを両立した、ペンタブ初心者の入門用に最適なモデルです。
無駄な機能を省いたシンプル設計で集中してイラスト制作に取り組めます。
2048段階の筆圧感知により、鉛筆で描いているような自然な描き心地が可能。
ペンタブ学習や趣味のイラスト制作など、初めてのデジタルアート体験を始めたい初心者におすすめです。
■こんな人におすすめ
- ペンタブ初心者
- シンプルで使いやすいモデルが欲しい人
「信頼できるメーカーの初心者向けペンタブが欲しい」ならOne by Wacom Mediumが最適です!

Wacom|Intuos Small ベーシック
メーカー | Wacom |
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価格帯 | 約10,000円 |
サイズ | Sサイズ |
筆圧レベル | 4096段階 |
対応OS | Windows・Mac・Android |
- コンパクトサイズで机のスペースを取らない
- CLIP STUDIO PAINTなどのソフトウェア特典付き
『Wacom Intuos Small ベーシック』はコンパクトさと高性能を両立した、限られたスペースでも本格的にペンタブを使いたい初心者におすすめのモデルです。
4つのエクスプレスキーにより頻繁に使う機能を割り当て可能。
Android端末にも対応しているため、スマートフォンやタブレットでもデジタルイラスト制作が楽しめます。
机のスペースが限られた環境での学習、持ち運びを前提とした使用におすすめです。
■こんな人におすすめ
- 机のスペースが限られている人
- ソフトウェア付きでお得に始めたい初心者
「コンパクトで高機能なペンタブが欲しい」ならIntuos Small ベーシックがおすすめです!

XP-PEN|Deco MW
メーカー | XP-PEN |
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価格帯 | 約9,000円 |
サイズ | Mサイズ |
筆圧レベル | 8192段階 |
対応OS | Windows・Mac・Android・ChromeOS |
- 高性能8192段階筆圧レベルでコスパ抜群
- Bluetooth接続でワイヤレス使用可能
『XP-PEN Deco MW』は高性能と手頃な価格を実現した、コストパフォーマンス重視の初心者におすすめのペンタブです。
8つのカスタマイズ可能なエクスプレスキーで作業効率も向上。
幅広いOSに対応しているため、Windows・Mac・Android・ChromeOSで使用可能です。
「高性能なペンタブを安く手に入れたい」という初心者にぴったりのモデルですよ。
■こんな人におすすめ
- 高性能でコスパの良いペンタブが欲しい初心者
- ワイヤレス接続を重視する人
「コスパ最強の高性能ペンタブが欲しい」ならDeco MWがおすすめです!

GAOMON|M10K PRO
メーカー | GAOMON |
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価格帯 | 約8,500円 |
サイズ | Lサイズ |
筆圧レベル | 8192段階 |
対応OS | Windows・Mac・Android |
- 大きな描画エリアで自由度の高い制作が可能
- Android端末対応でスマホでもイラスト制作
『GAOMON M10K PRO』は大型の描画エリアと多機能性を両立した、本格的なイラスト制作を始めたい初心者におすすめのモデルです。
12個のエクスプレスキーとジョグダイヤルで効率的な作業が可能。
Android端末にも対応しているため、スマートフォンでの外出先イラスト制作も楽しめます。
「広いキャンバスで本格的にイラストを描きたい」という意欲的な初心者にぴったりです。
■こんな人におすすめ
- 大きな描画エリアを求める初心者
- Android端末でも使いたい人
「広いキャンバスで本格的に描きたい」ならM10K PROがおすすめです!

HUION|H580X
メーカー | HUION |
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価格帯 | 約6,500円 |
サイズ | Mサイズ |
筆圧レベル | 8192段階 |
対応OS | Windows・Mac・Android |
- 最安価格帯で8192段階筆圧レベルを実現
- 薄型デザインで持ち運びやすい
『HUION H580X』は価格を最重視する初心者に最適な、高コストパフォーマンスモデルです。
8mmの薄型設計で持ち運びも便利。
8個のエクスプレスキーにより、頻繁に使う機能をワンタッチで呼び出し可能です。
「とにかく安くペンタブを始めたい」という初心者の最初の選択肢として最適ですよ。
■こんな人におすすめ
- 予算を最小限に抑えたい初心者
- 持ち運びを重視する人
「最安価格でペンタブを始めたい」ならH580Xがおすすめです!

XP-PEN|Star G430S
メーカー | XP-PEN |
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価格帯 | 約4,000円 |
サイズ | 超コンパクト |
筆圧レベル | 8192段階 |
対応OS | Windows・Mac・Android |
- 極小サイズで場所を選ばず使える
- 4,000円台の超低価格でペンタブ体験が可能
『XP-PEN Star G430S』は究極のコンパクトさと手頃な価格を実現した、ペンタブ入門者の最初の一歩に最適なモデルです。
厚さわずか20mmで持ち運びも便利。
OSU!ゲームにも対応しており、イラスト制作以外の用途でも活用できます。
「まずはペンタブがどんなものか試してみたい」という初心者の体験用として最適です。
■こんな人におすすめ
- ペンタブを試してみたい初心者
- 極小サイズの携帯性を重視する人
「超低価格でペンタブを体験したい」ならStar G430Sがおすすめです!

ペンタブ初心者に関するよくある質問
ここではペンタブ初心者によくある質問をまとめています。
あらかじめ不安を解消しておけば、ストレスなく快適にペンタブライフができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ペンタブと液タブの違いは何ですか?
-
ペンタブと液タブの主な違いは画面の有無です。
ペンタブ(板タブ)と液タブ(液晶タブレット)の違いは以下のとおりです
- ペンタブ:画面なし、PCモニターを見ながら描く、価格が安い(5,000円〜)
- 液タブ:液晶画面付き、画面に直接描ける、価格が高い(30,000円〜)
- 学習コスト:ペンタブは慣れが必要、液タブは直感的に使える
- 設置スペース:ペンタブはコンパクト、液タブは大きめ
初心者が予算を抑えて始めるならペンタブ、直感的な操作を重視するなら液タブがおすすめです。
- ペンタブ初心者にはどの筆圧レベルが必要ですか?
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ペンタブ初心者には2048〜4096段階の筆圧レベルがあれば十分です。
筆圧レベル別の使い分けは以下を参考にしてください
- 1024段階:基本的な線画には対応(価格重視の場合)
- 2048段階:初心者には十分な性能(バランス重視)
- 4096段階:細かな表現も可能(品質重視)
- 8192段階:プロレベルの表現力(上級者向け)
筆圧レベルが高いほど線の太さや濃淡の表現が繊細になりますが、初心者のうちは4096段階もあれば十分に豊かな表現が可能です。
まずは基本的な筆圧レベルのペンタブで慣れることから始めましょう。
- ペンタブを使うために必要なソフトウェアはありますか?
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ペンタブを使うためには、ドライバーソフトと描画ソフトウェアが必要です。
スクロールできますソフトウェア種類 必要性 入手方法 ドライバーソフト 必須 メーカー公式サイトから無料ダウンロード 描画ソフト(無料) 推奨 GIMP、Krita、FireAlpacaなど 描画ソフト(有料) 任意 CLIP STUDIO PAINT、Adobe Photoshopなど 付属ソフト 場合により ペンタブ購入時に無料ライセンス付属 初心者は無料の描画ソフトから始めて、慣れてきたら有料ソフトの導入を検討するのがおすすめです。
まとめ
今回はペンタブ初心者におすすめの安いモデルをご紹介しました。
自分にぴったりの端末を選ぶコツは以下の3つです。
- 価格と筆圧レベル
- サイズと描画エリア
- 対応OSとソフトウェア
ポイントを押さえるだけで、使いやすい端末がグッと見つけやすくなりますよ。
また、実際におすすめのモデルもピックアップしました。
どのモデルもペンタブ初心者の学習と創作活動をサポートできるものばかりです。
ぜひ、ご自身の予算や用途に最適なペンタブを見つけて、楽しく効果的なデジタルイラスト環境を整えてみてくださいね。
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